命日のお供花
お供え花をご用意させていただきました。命日のためのフラワーアレンジメントの贈物です。直送になりますのでこちらでご報告を兼ねてお花を紹介します。
赤いバラのお供え花アレンジメント
6回目の命日のためのプレゼントです。優しく温かく明るい方でしたので赤いバラの周りを様々なピンクのお花が囲んでいるデザインをとのことでした。
高額商品はアレンジより花束をお勧めするのですが、受け取る方が花瓶を用意できないであろうという配慮もあり給水フォームに生けこんだフラワーアレンジメントのご希望でした。真鍮の希少な器を使い、花と器の高級感の両バランスを整えたフラワーアレンジメントでご用意しました。豪華です。
- バラ
- 胡蝶蘭
- ホワイトレースフラワー
命日の花アレンジメント
ご希望のデザインが赤いバラをメインにしたピンクや他色のバラを虹のように取り混ぜたものでしたので、デザインベースはたっぷりのバラを使い6回忌ということなので胡蝶蘭を6本蝶のように飛び交わせています。胡蝶蘭の下にもバラがひしめいているのでバラを隠すデザインには仕上げたくなかったのですが、配送可能な最大サイズに前後左右にギリギリで入るサイズがこの形です。繊細な胡蝶蘭が配送時に一番安全なデザインでおさめています。
完成しているデザインなのでこのままでも問題ないですが、もし受取後に少し手を加えることができるなら胡蝶蘭の茎をゆっくりとまわし、外側に飛び交うように方向転換させるとすべてのお花が美しく最善の状態で飾りなおせます。この場合、前後のサイズが倍程になってしまいますのでご注意下さい。
器の土台に入るギリギリ最大の本数のバラがひしめいていますので、しっかりと給水なさってください。防水器ですので花瓶のつもりでたっぷり水を注いで大丈夫です。
お供え花について
お供え花というと白やブルーのひっそりとした色がふさわしいと思われがちですが、故人が亡くなり間もない時期のご遺族や関係者の悲しみの気持ちにそうという意では白が無難です。ですが白でなければならない決まりはありません。悲しみが消えることはないですが時が過ぎいればいつまでも白い花である必要もありません。
お供え花はご遺族ではなく今は亡き故人へ花をプレゼントするお花。生前にどんな花を贈れば喜ばれただろうか?もし自分がこの世を去った後にはどんな花を飾ってもらいたいだろうか?そんな視点で花を選ばれて問題はありません。ただし実際に花を飾るのはご遺族ですので迷惑にならず、ご遺族にも喜ばれるお花であることも大切です。
薔薇がお供え花というのは非常識とする宗教や地域や家によって特別な風習はあるかもしれませんが、一般的にそのような決まりごとはありません。他国では赤いバラは象徴学からも故人に手向ける代表的な花として扱われる花ですので、お供え花として失礼には当たりませんのでご安心ください。