命日のお供えに贈る赤いバラの花束
お若くして亡くなられたお綺麗で社長をされていた女性の命日のお供えに花束を贈らせていただきました。直送の花束となりますのでこちらで報告を兼ねてお供えの花束を紹介します。
赤いバラをメインに白も混ぜて気品あふれる感じの花束をということでした。
命日に贈るバラの花束
大輪の赤バラと白バラを対比させた花束は自ずと気品が出るものなので、この気品を引き立てつつピンクのスプレーバラで全体色を明るくトーンアップさせました。とても高額な花束ですので配送の箱に入るサイズにおさめるには、バラ以外の花はかさばらない小花でありつつ花丈の長いものである必要があったので可憐なブルーのニゲラとピンクのカスミソウを添えてバラの気品にふんわりとした優しさを添えています。
中心部分のバラ達が大輪種のためこの部分だけで箱の直径になってしまうので、写真には写りませんが一段下にずらした位置にもう一周赤いバラと白いバラを束ね、ラッピングを外すと横から見てもバラが見える縦横構造の花束に仕上げています。
花束が大きすぎて花瓶に生けるのが難しい場合は、中心が残るように円形に束ねていますので外側の紐から順に外していってください。外周をほどいてもデザインされた花束のまま残ります。
命日の花束
- 赤いバラ
- 白いバラ
- ピンクのバラ
- ニゲラ
- ピンクのカスミソウ
命日のお供えに贈る花について
「お供え花」というと白やブルーの寒色系の花のイメージが強いのですが、故人がなくなって間もないタイミングであればご遺族の悲しみに添う意で白をベースにした穏やかな花を贈られるのが無難ですが、白を贈らねばならないという決まりはありません。(宗派や家や地域独自の風習は除きます)
華やかにお見送りするためにそなえるお花ですので故人に対して華やかなお花をお供えするのは間違いではないのです。特に時が経過してからのお供え花であれば故人に似合うお花を、故人を思い出すような花を華やかに贈られるのが喜ばれるのではないかと思います。
「お供えですがプロポーズの赤いバラのような花束を贈りたい」と依頼された際に、とても理にかなった命日のお供え花だなと感じました。自分がこの世を去った時、去った後にどのようなお花を供えてほしいだろうか?と考えてみれば答えは明白ですよね。喜んでいただけますように。