金婚式の赤い花束
金婚式の花束をご家族の皆様から連名で贈らせていただきました。ご両親宅へ直送になりますので報告を兼ねて花束を紹介します。こちらの写真でご家族で共有いただければと思います。
金婚式の花束・赤と青
落ち着いた赤系と青系の花色で赤いバラもご希望でした。
赤いバラと赤いアリストロメリアを取りあわせは、どちらかというとダークレッドになってしまうのですがマリンブルーのデルフィニュウムでトーンアップさせて鮮やかな花束になりました。
かすみ草がない方がスタイリッシュでお洒落な花束なのですが、金婚式のお祝いなのでスタイリッシュよりもボリューム感と華やぎ感がある方が喜ばれそうなのでかすみ草を添えることで外側に空間の広がるデザインにしています。
ガーベラは、パスタのようにくるりんと花弁が巻いているパスタ咲きのガーベラ。よくみるガーベラとは少し違うので一般の人からすると珍しいと思います。
金婚式に贈る赤い花束
- 赤いバラ
- アリストロメリア(フラメンコ)
- デルフィニュウム
- ガーベラ(パスタローマ)
- かすみ草
花束の色合わせ
花のセンスと印象を決めるのは、まずは色合わせです。どんな素敵な花でも調和しない色同士だと煩い花束になります。
ウィルス感染防止対策に出来るだけ市場内での人との接触を減らし迅速に仕入ができるように、可能な花材は前日に品種予約で購入し実物を見ず仕入れる方式をとっているので、実際に花を見ながら絶妙な色合わせができないのが歯がゆいのですが、赤と青の花というのはニュアンス色ではなく「原色」ですので間違うことはないですが、花色というのは本当に絶妙で繊細。赤に見えて写っているガーベラが濃いローズピンクで赤と青を繋ぐのに想像以上にベストマッチな発色。他の花束に使うはずの花材だったので偶然だったのですがポジションチェンジさせて大正解でした。一期一会ですね。
人間にとって空調を入れなくても良い一番快適な季節な5~6月は花の手入れは油断しがちで水を腐らせたり湿度が高すぎて花がカビたりと、真夏よりもうっかりと花をダメにしてしまいがちな季節です。しっかりと水替えをしてお手入れして下さい。