母の日の花束with矢車草
母の日の花束のご報告とお詫びです。こちらの花束写真のお客様から矢車草が萎れて残念な花束が届きましたとの連絡をいただきました。母の日の大切なプレゼントに気持ちの良くない花が届いてしまい申し訳なく思います。
同じ状態の花が届いていたお客様もいらっしゃるかもしれませんのでこちらで報告とともにお詫び申し上げます。
矢車草
矢車草というのは、左手前と上の小さい青と白と水色の草のような小花です。この手の草系のお花は大変か弱いので、目の前で花を確認しわたすわけではない配送花には安全を考慮し普段は使用することを避けているのですが、可憐な花姿であまりにも美しいブルーで安価な花なこともあり、弊社からの無料サービス花として今回の母の日の花に添えました。
長年、この種の花は危険度が高いので配送花には使用しないようにしてきたのですが、冷暖房不要で花の元気なシーズンなので大丈夫なような気がして鮮やか色に惹かれ、つい使用してしまいました。
出荷時はこの写真のように美しいブルーの可愛い花姿でしたが到着時には萎れてしまっていたとのことです。
矢車草は一瞬で萎れてしまい萎れると茎の色も悪く本当に残念な姿になり心象が悪いです。決して古い花でも悪い花でもないのですが弱い花を使用してしまいました。
無料サービスの花がメインの花の美しさを否定する形となってしまい反省しています。経験上で危険度の高い花は使ってはいけないと理解しているのに魔が差しました。お客様にとっては弊社からのプレゼント花であろうとなかろうと大切な贈り物ですので、不愉快であることは間違いなく申し訳ない限りです。
ストック
花というのは花束で見える部分の茎の上部にだけ花がついているものもあれば、上から下に縦に連なりながら花がついているものもあります。この写真の紫のお花のストックがそうです。
完全に上部の花以外を取り去りまだ生きている花を捨ててしまえば花を束ねた際にすっきりとしますが、私は下部分の花で命があるものはギリギリまでつけたままにしています。この場合、ラッピングや束ねられた圧力により下の花のどこまでかは美しくない状態にはなります。下から枯れていきますので花の自然経過と形態上やむを得ません。
命であることを無視し上部だけを残すのも方法ですが、受取後ダメになった部位を取り去れば問題なく美しい状態になります。花が枯れているのではなく自然なことですのでダメになっている花は、邪魔な葉を落とすように取り去ってください。
今回、ご連絡のあったお客様の花束写真を参考に説明させていただきましたが、同花を使ったお客さまへもこの場をもって報告させていただきます。基本的に配送に強い花のみで用意しているのですが、今回はか弱い花の矢車草を使用してしまいました。萎れて届いていましたら誠に申し訳ありません。
もし、他にも問題のある母の日ギフトが届いていましたら遠慮なくご連絡いただければ幸いです。