新年のお花・2019年
2019年明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします。
平成最後の年明けとなる平成三十一年が始まりました。これまで以上に新しい年の幕開けのような気がしますね。
造花のしめ縄飾り
新年のフロリスティックは造花を使ったしめ縄飾りから始めましょう。しめ縄飾りというのは、新年に神様をお迎えするための縁起物です。神様が宿るとされる場所に飾るものなので地域にもよりますが松の内明けには外すのが一般的です。
鏡餅にミカンがのっているイメージで、中心にミカン色のバラ、全体的には神社のような雰囲気な朱色の空気感をだすようにまとめてみました。和室でも洋室でも壁掛けでも棚飾りでもどんな場所にどの角度で飾っても美しく見えるように、上下左右どこから見ても表情のあるようにお花を飾り付けています。
しめ縄リースのフロリスティック
花に限らず何かをデザインする際には、まず全体像とどんなイメージの作品に仕上げるのかの8割程度は最初に頭の中で決めておいてくださいね。プロはインスピレーションと表現しますが、それは一瞬でイメージができる訓練がなされているからのことで作りながらのインスピレーションではないのです。
造花の装飾には、グルーガンで直接プラスチックに接着してしまう方法、ワイヤーワークで固定しながら作品を仕上げる方法、テープを使って粘着させる方法を用途や作品によって手法をミックスさせて仕上げます。
今回のしめ飾りはグルーガンで造花を貼り付けて接着して作っています。
アーティフィシャルフラワーリース
洋室のインテリアにも合うように作ったのでリーススタンドに飾ってみると、最近ウェディングブーケに人気のリースブーケみたいですね。ブーケとは花束のことなので、リースブーケというのは意味がおかしい和製英語ですが「リースブーケ」響きがかわいいのでよしとしましょ♩
和装だとこのまま持っても厳かさと可愛さが共存していて素敵かも。とはいこれはしめ縄です。