「桜始開」とは3月26日〜30日頃をさす七十二候。四季を、二十四節気にわけ、二十四節気をさらに三等分した気象・動植物の変化を知らせる旧暦が「七十二候」です。たまにふと「七十二候」を意識してみると自然とともに生きる知恵、古来から四季折々の自然を愛で生きてきた繊細な美しい感性をもつ国にうまれてよかったと思う。
桜をみるとピンクをまといたくなりますが、美しく桜をひきたてあう季節の衣色は葡萄色(えびいろ)。平安貴族の衣あわせ。
花の下臥(はなのしたぶし)花の下に横たわり仰ぎ見る桜。きっとこんな感じ。桜の季節には美しく風流な日本語がたくさんありますね。
2018年は桜の開花が少し早かったので「桜始開」のころには、桜はすでに咲いていたのであっという間に葉桜。その儚さが桜。
おまけ。人間の散歩につきあわされて早く家に帰りたい犬( ^ω^ )