お花に興味のある人なら聞いたことはあるはずな世界的に有名なフラワーイベントの一つ「チェルシーフラワーショー」有名とは聞くもののチェルシーフラワーショーって何?と思っている人がほとんどだと思うのでフロリスト目線で軽くレポートしていきたいと思います。
毎年5月の中旬に5日間のみロンドンのチェルシーで開催されるイギリス王立園芸協会(RHS)が主催するフラワーショーです。日本語のニュアンスとしては「ガーデンフラワーショー」というのがしっくりくるかも。正式名称は「グレートスプリングショー」で、1862年から続くイギリスの歴史あるフラワーイベントです。
会場に入ると見所が沢山でどこをどうみてまわれば効率が良いのか悩むところですが入場制限数のあるチケット前売りにも関わらず、すごい数の来場者なので人の波に流されていくのが疲れなくていいのかもしれないです。
花のプロのためのフラワーショーというよりは一般の人が多いから一度は見ておくにこしたことはないけど必見でもない。というアドバイスを過去にもらっていたのだけれど、うん、まあその通り。フロリストにとっては衝撃的なものはないですね。ガーデナーや庭園系のデザインや施工をしている人にはみる価値が高いと思います。
一番の見所は、ガーデンのオリンピックといわれる「コンテストガーデン」会場内の様々な場所に散らばっています。
屋内パビリオン(花コーナー)と屋内パビリオン(葉物系コーナー)
屋外展示コーナー(大きなガーデングッズ等の受注販売)
屋外ショップ(花や植物にまつわるグッズだけでなく様々な小さな商品の小売販売)
切り花のフラワーデザインのブースも少しありましたが、基本的に「ガーデン」にまつわるものがメインです。
この車もガーデンショーの展示物かと思いきや、カフェかな?のお店の車を目立つように装飾していただけでした。かわいいですよね。
余談ですが、世界最大級のフラワーショーとは聞くものの何をもって最大なのだろう?と思いつつ、世知辛く経営者目線で電卓をはじいてみた。だってチケット高かったんだもの。。。チケットはほぼ前売りで時間制限、終日、連日のチケット等、価格は異なりつつも私がRHSから直接購入した、普通の終日チケットが15,000円。入場者数が毎年約157,000人らしい。入場料を単純計算しただけでなかなかの数字。。。
ではでは、これからチェルシーフラワーショーで気になったものを紹介していきます。つづく。